サルになれなかった僕たち―なぜ外資系金融機関は高給取りなのか / ジョン・ロルフ, ピーター・トゥルーブ

魔境。外資投資銀行は魔境なり。いや実は就活してるときはGSとか受けてたんですけどね、いまいちやる気が出なかったのはこの本が原因です。外資投資銀行で働くということがいかにハードかということを具体的な体験談によって綴ってます。投資銀行の内定者はたいていこの本は目に通しているらしいですが、にもかかわらずここで働くというのは、すごい覚悟だなあと思います。ただ実際に説明会で聞いたところ、市場の冷え込んでる今の日本では、この本にあるほど手当たり次第やっていない、とくにジャンクボンドなんか無理、そこまでの忙しさではないよ、とのことでした。
とはいっても年に休日が1桁で一日の睡眠時間が4時間ですからね。やべえ。外資受けない人でも読んどくといいと思いますよ。正気にては大業ならず。外銀は残酷なり。