惑星のさみだれ

巻き込まれ型主人公マジカル風味って感じだろうか。王道とは何だろう──惑星のさみだれ一巻を読んだよ - 基本読書のレビューを読んでこれは面白そうと思ったのだけど、ド直球すぎて少しがっかりしてしまった(こいつひどいこと言ってますぜ)。面白いことには面白いのだが、「ベルセルク」や「百舌谷さん逆上する」のような情報量の多くてねちねちした作品が好きな僕にはなんだか薄味で、物足りない。薄味でも「蟲師」や「イエスタデイをうたって」のような雰囲気のものは好きだけど、まあこれは個人的な趣味なので共感されないだろう。