BLAME!

本当に意味わからんわ、これ。と一読しただけなら誰もが思うほど情報量が少ない作品で、わかることといったら「機械の暴走で人類の未来はないよ!」ということぐらい。しかしなぜか読み返したくなる不思議なマンガです。物語の構造としては、モヒカンがバイクで世紀末な状態の中、超強い主人公が雑魚どもをばっさばっさと皆殺し、という感じなんですね。そういう「北斗の拳」的な、爽快感のある暴力が魅力なのかもしれません。あるいは、高度な文明の異形さや設定のSF成分に興奮しているのかもしれません。面白さをうまく伝えることができないんですが、自分でもどこが面白いのかよくわかりません(おい)。