文学部唯野教授のサブ・テキスト / 筒井康隆

「文学部唯野教授」を読んだ後もっと教授のトークを聞いていたい! と思わず思いましたが(どっちだ)、その願いが本書で叶えられました。教授のインタビューと、ポスト構造主義の手法を用いてポスト構造主義を茶化した評論がひとつ入っています。内容はかなりマニアックというか衒学的なので万人受けするものではありませんが、個人的には満足です。