常に移動を続ける都市で生まれた主人公が世界の謎に翻弄されたり適応したりする話。変わった世界構造を楽しむという点では小林泰三「海を見る人」なんかと同じです。剥き出しのセンス・オブ・ワンダーがあります。前半がやや退屈でしたが、その狭くて窮屈な…
SFの良さを語られるときによく使われる言葉NO.1が「センス・オブ・ワンダー」です。この曖昧な概念をちょっとここで整理しておきましょう。それと「書評とはこうあるべきだ」というなんちゃって批評論も展開します。
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