2008-06-16から1日間の記事一覧

限りなく透明に近いブルー / 村上龍

村上龍のデビュー作。ドラッグとセックスに明け暮れる退廃的な青春を描いたストーリーです。村上春樹が「わけのわからない原理に支配されたピタゴラスイッチ」なら村上龍は「半分が知らない原理に支配されたピタゴラスイッチ」です。ドラッグ、キューバ、風…

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド / 村上春樹

〔世界の終り〕で一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉と、〔ハードボイルド・ワンダーランド〕で意識に組み込まれた秘密を巡って活躍する〈私〉の物語。タイトルからしてSFっぽかったので期待して読みましたが、ぜんぜんSFではなく、かといって小説…